外国為替取引の基本的な手法とは?

外国為替取引の基本的な手法とは?

外国為替相場に個人投資家が参加できるようになったため、FXと呼ばれる個人の外貨取引が盛んになってきています。
ここでは、外国為替取引に興味をお持ちの方に向けて外国為替取引の基本的な手法についてお話したいと思います。
ここでは為替の変動による利ざや(これをキャピタルゲインと言います)を狙った取引についてお話します。
外国為替と言っても株や先物と同じく「相場モノ」です。
相場とは価格が常に上下しているので、その価格差をうまく狙えば利益を上げることが出来ます。
早い話、安い時に買って高い時に売ればその差額が儲けとなります。
株にも信用売りという仕組みがあるように、外国為替も買いだけでなく売りから参戦することが可能です。
つまり、例えば通貨ペアがドル円であれば買いとは円売りドル買いで売りとはドル売り円買いです。
それぞれの通貨がペアになっていることから、このように売り買いどちらからでも参戦することが出来るのです。
ドル円が114.50という水準にある時、この水準から下がると思えば売り参戦をして114.00円になった時に決済すれば50銭の利食いとなります。
逆に114.50から上がると思えば買い参戦し、115.00円になった時に決済すれば同じく50銭の利食い。
FXで1万ドルの取引であればそれぞれ5000円の利益となります(手数料は考慮に入れず)。
実際の外国為替相場は常に動いているので、114.50でピタッと止まってくれるわけではありません。
その時の相場の動きを見て、2つの選択肢から戦略を選ぶことになります。
ひとつは「順張り」で、もうひとつは「逆張り」。
それぞれは全く逆のトレード手法なので、状況に応じて使い分ける必要があります。

それではまず順張りからいきましょう。
相場が上昇を続けており、まだ継続すると思うなら流れに乗って買い参戦します。
相場が上昇トレンドの時にはこのように順張りをする人が多いので、買い注文が集まることによってさらに相場は上昇するという好循環になります。
順張りの基本はこうしたトレンドが出ていることをうまくつかんで、遅れることなく流れに乗ることが重要です。
それでは反対に逆張りはどうでしょうか。
相場には上昇や下降のトレンドではなく、レンジと言って一定の水準を行ったり来たりしている時もあります。
そんな時にレンジの下限つまり下げ止まりのポイントで買いを入れ、今度はレンジの上限つまり上げ止まりのポイントで売りを入れるという手法です。
順張りと違って現在の動きとは逆の売買注文を出すのですから逆張りと呼ばれます。